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歯の豆知識

鼻呼吸のいい理由


  • 予防歯科

人は口呼吸と鼻呼吸をします
口呼吸より鼻呼吸の方がよい理由を紹介します!

こんにちは!福岡県飯塚市鯰田にあんるハート歯科クリニックいまい(予防歯科・矯正歯科・審美歯科・小児歯科・口腔外科・インプラント・マイオブレス小児矯正・ホワイトニング・インビザライン矯正)の歯科医師、吉田萌音です。

★鼻呼吸のメリット

①感染症の予防

鼻にはウイルスなどの悪い物を浄化してくれる空気清浄機のような役割があります。

よって風邪やインフルエンザなど感染症の予防をしてくれます!

②脳の活性化

風邪を引き鼻から呼吸ができない時、口から呼吸をしても何となく苦しい感じがしたり、頭がぼーっとした経験はありませんか?それは口から呼吸をするよりも、鼻から呼吸をする方が脳に酸素が行き渡ることが要因となっています!

よって鼻から呼吸をする事で、脳に酸素が行き渡り、脳の活性化に繋がります。

しかし、鼻呼吸をしたくても鼻詰まりで中々できない・・・ということもあります。

①耳鼻科に通う

アレルギー性鼻炎の可能性も大いにあるので、まずは耳鼻科に通い診断してもらいましょう。

②口の周りを鍛える

元々口呼吸をしている方は、子供の頃から口周りの筋肉が衰えている場合があります。

「あいうべ体操」や「舌回し」など、口の筋肉を筋トレしてあげる事で、改善する事があります!

★口呼吸のデメリット

①汚れが付きやすくなったり、口臭の原因になる

口呼吸による口腔内乾燥で、唾液の分泌量が減ります。

唾液は汚れを洗い流してくれたり、殺菌してくれる効果があるので唾液が減ってしまうと、歯垢がつきやすくなり歯周病のリスクが上がり、それにより口臭が出たりします。

また、歯が乾燥すると着色汚れも付きやすくなるので、すぐ着色がついてしまう!というお悩みがある方、もしかしたら口呼吸をしているかもしれません。

②風邪や感染症、アレルギーを引き起こしやすくなる

鼻には、空気清浄機のような効果があるので外部からの汚れやウイルスを排除して、綺麗な空気が身体の中に取り込まれます。

口から呼吸すると排除してくれる効果はないので、そのまま身体に悪い空気が入ってしまい風邪やインフルエンザなど引きやすくなります。

③老化を促進させる

口呼吸をしている方は、口が開いている状態なので、口周りの筋肉が常に緩んだ状態となります。

使わない筋肉はだんだん衰えていき、口周りの筋肉(口輪筋)が緩むと、周囲の表情筋も緩み、それが皮膚の緩みにも繋がっていきます。

よって、ほうれい線やたるみの原因になります!

また口呼吸の場合、「舌の位置を固定する筋肉」も衰えるため、二重あごの原因にもなります。

★★普段から鼻呼吸を心がけましょう