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歯の豆知識

健康なお子様に育てるためには?


  • 小児歯科

健康なお子さんに育てるための妊娠中・産後実践すべき事についてお話します!

こんにちは!福岡県飯塚市鯰田にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科・矯正歯科・審美歯科・小児歯科・口腔外科・インプラント・マイオブレス小児矯正・ホワイトニング・インビザライン矯正)の歯科医師、吉田萌音です。

皆さん、生まれてきたお子様を健康的に育てたいですよね。産後はもちろんですが、実は妊娠中からちょっとした事を気をつけておく事で健康なお子様に育てる事ができるんです🌟

~妊娠中に気をつける事~

姿勢・立ち方

悪い姿勢だとお腹の中の赤ちゃんは窮屈で苦しくなってしまいます。正しい姿勢を意識すると赤ちゃんがのびのびと成長できます。

◎正しい姿勢

・重心が真ん中

・胎児の位置が高い

・お腹が丸い

・腰のそりが少ない

呼吸が深い 

 

‪✕‬悪い姿勢

・重心が前

・猫背

・胎児の位置が低い

・お腹がとがってる

・反り腰

 

~産後に気をつける事~

赤ちゃんの抱っこの仕方

抱っこの仕方が悪いと口が開く態勢になり口呼吸になってしまいます。

口呼吸だと、歯並びが悪くなる・歯になりやすい風邪をひきやすい、など悪い影響が出てきてしまいます。

まん丸抱っこをしましょう!

赤ちゃんの背骨をCカーブに保つのが大切です。

そうすることで、

口が閉じる(→口呼吸のリスクが減る)

②赤ちゃんの身体の緊張が減る

③お母さんお父さんの負担が減る(楽な姿勢で抱っこできる)

赤ちゃんだけでなく両親の負担まで経験する事ができます。

授乳の仕方

母乳育児をする事は、噛む力や正しい嚥下を身につけることができ、お口の発達にとても重要です。

・一度の授乳で左右交互(約3分)

・お母さんの体にしっかり抱き寄せる

・お母さんの体が前かがみにならない

 

★正しいラッチオン(哺乳と授乳をスムーズに開始させること)

アヒル口になっている

②吸われても痛みがない

③赤ちゃんが母乳を飲む際ゴクゴク音がしない

④あごがお母さんのおっぱいに触れている

哺乳瓶と母乳による影響の違い

◎哺乳瓶

・舌の筋肉があまり鍛えられず舌が下におちてしまう低舌位

気道が狭くなる

 上あごが成長せず歯並びが悪くなる原因

◎母乳

・舌でおっぱいを押し上げて吸うので、舌の筋肉が鍛えられ、常に舌を正しい位置(上あご)に置くことが可能。

上あごが正常に成長

・上下運動(噛む動き)により噛む力を鍛える

哺乳瓶を使用する時のポイント

・母乳が出ない方や、仕事をしながらの育児でなかなか授乳をできない方も

哺乳瓶を使用する際はいくつかのポイントを抑えておく事が大切です。

①製品選び

・飲み口が柔らかくて舌で上あごを押しつけないとミルクがでてこないタイプのもの舌が鍛えられる

月齢にあったサイズ

飲む量やスピードにあった乳首のサイズ

・お手入れがしやすいもの

②充分な哺乳時間

10~15分が平均

③適正な哺乳姿勢

・頭と首を支え、乳児の上体を60の度くらい起こしてだっこする→上半身起こすことで誤嚥と空気の飲み込みを防げる

 

お腹の中にいる早い段階からちょっとした事を気をつける事でお子様を健康にスクスクと育てることが可能になってきます! 何か気になる事などご質問がありましたらぜひ気軽にスタッフにお声かけ下さいね☺私達と一緒にこれから産まれてくるお子様の健康を守っていきましょう!👶🏻✨