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歯の豆知識

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乳歯を抜くのはどんなときですか?


  • おこさま向け

乳歯がぐらぐらしている、乳歯が抜けてないのに永久歯が生えてきた、これって抜いた方がいいの?そんな疑問にお答えします!

福岡県筑豊地区飯塚市にあるハート歯科クリニックいまい『予防歯科・審美歯科・小児歯科・矯正歯科(マイオブレースシステム矯正,インビザラインシステム矯正)・インプラント・ホワイトニング』の歯科医師の仲宗根美由紀です。

乳歯の抜歯について、必要なケースとその理由、麻酔についてお話しします。

【乳歯の抜歯が必要なときは?】

◉生え変わりでグラグラしている場合

レントゲン撮影を行い、グラグラしている乳歯の状態を確認します。

正常な生え変わりにおいて、下から永久歯に押される事で乳歯がグラグラする事が多く、そのまま自然な生え変わりを待つこともあります。

しかし、次のような場合には抜歯を行います。

♦︎お子さま本人がぐらぐらの乳歯を常に気にしてしまう。

♦︎物を噛むと痛いためにご飯を食べにくい。

日常生活で困っている点や、本人や保護者の方の希望をふまえて、相談・抜歯を行います。

 

◉自然と抜けるのが難しい場合

♦︎永久歯が生えてきている(すでに永久歯の頭が見えている)のに、乳歯が全くぐらぐらしていない場合。

♦︎永久歯が生えるのを邪魔している場合。

生え変わりの時期に、下から生えてくる永久歯の位置がズレていて、乳歯がスムーズに抜けない事があります。

この場合には、乳歯が自然と抜けるのは難しく、永久歯はズレた位置のまま生えてしまい、後々の歯並びにも影響します。

そのため、歯科医院での乳歯の抜歯が必要になります。

◉根っこの先に大きく膿が溜まっている場合

乳歯の根っこの先に膿が溜まってしまった場合、治療法は大きく次の2つ分かれます。

①根管治療を行う

生え変わりにはまだ早い場合、根っこの中と、そこに溜まった膿を洗浄・消毒を行います。そして、症状が落ち着き、蓋ができれば、自然な生え変わりの時期まで経過をみていきます。

生え変わりの時期でない、早い段階で乳歯の抜歯を行うと、となりの歯が倒れてきて、永久歯の生えるスペースが無くなってしまう事があるため、抜歯タイミングはとても大切です。

②乳歯の抜歯を行う

生え変わりの時期で、根っこの先の膿が大きい場合には、乳歯の抜歯を行います。

膿をそのままにしてしまうと、永久歯の形成に影響が出ることがあるためです。

歯茎が膿で腫れて痛かったりと、症状が強い時きは、痛み止めと抗生剤を飲んでもらい、炎症が落ち着いてから、抜歯を行います。

◉過剰歯の場合

過剰歯とは、正常な歯の数よりも、歯が多くある状態のことです。30〜40人に1人の割合でみられます。

過剰歯が存在すると、永久歯が生えるのを邪魔してしまったり、歯並びを悪くてしてしまう事があります。

そのため、抜歯を行うことをお勧めします。

 

【乳歯の抜歯に麻酔は使う?】

◉乳歯のグラグラの程度が大きい場合

抜歯する際の痛みがほとんどなく、短時間での処置となることが予想される場合には、注射の麻酔は使いません。

抜歯する乳歯まわりの歯茎に、表面麻酔のぬり薬を塗って、抜歯を行います。

「歯を抜く」というよりも、ポロっと取れることが多く、このような場合には、必ずしも注射の麻酔は必要ありません。

逆に、ぐらぐらの歯を取るよりも、麻酔の注射の痛みの方がお子様には負担だったりします。

◉抜歯する乳歯がグラグラしていない場合

乳歯の根っこがまだ残っていたり、過剰歯の抜歯の場合などは、抜歯の際の痛みを和らげるために麻酔を行います。

麻酔時の痛みをなるべく抑えるために、まずは表面麻酔のお薬を塗ってから、麻酔に入ります。

ハート歯科でのお子さまの麻酔は、電動麻酔器を用います。

麻酔のお薬が、自動で少しずつ、ゆっくり注入されるので、痛みが少ないのが特徴です。

また麻酔をしている間は、音楽が流れる仕組みなっているので、お子さまの緊張を和らげることもできます。

 

その他、お子さまの乳歯について、疑問があればいつでもご相談くださいね。