口呼吸ってなんでダメなの?
正しい呼吸って鼻呼吸?なんで口呼吸じゃダメなの?
といった疑問について今回お話しきていきます!
こんにちは!福岡県飯塚市鯰田にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科・矯正歯科・審美歯科・小児歯科・口腔外科・インプラント・マイオブレス小児矯正・ホワイトニング・インビザライン矯正)の歯科医師、福間裕仁です。
今回は口呼吸について、また口呼吸と歯並びの関係性についてお話していきます。
みなさん、こういう時に口が空いていませんか?
✔︎︎︎︎ぼーっとしている時
✔︎︎︎︎眠っている時
✔︎︎︎︎テレビ見ている時
✔︎︎︎︎何か集中してしてる時など
少しでも「口が空いているかも?」と思い当たる方、または自分の子供に当てはまる、という方「口呼吸」をしている可能性があります。
口呼吸とは、読んで字のごとく「口で呼吸をする事」で、正しい呼吸というのは鼻呼吸です。
では、なぜ口呼吸ではいけないの?という疑問についてお話していきます。
【口呼吸による悪影響】
1.虫歯になりやすい
口呼吸によってお口の中が乾燥してしまうと、唾液が分泌されにくくなってしまいます。
歯は、唾液に含まれる成分によって食事でお口の中が酸性になることから歯が溶けてしまう初期の虫歯を修復しているのですが、唾液が少なくなってしまうとこの働きが弱くなり、虫歯の進行がしやすくなってしまいます。
2.歯周病や口臭の原因に
唾液の殺菌作用によって洗い流されていたお口の中の細菌が、口の中が乾燥してしまうことで繁殖しやすくなってしまい、歯周病にもなりやすくなります。
また、お口の中の細菌の量が増えるとこにより、口臭もきつくなります。
3.風邪やアレルギーの原因に
口呼吸により細菌やウイルスが直接体内に入り込むため感染リスクが上がります。
4.睡眠の質の低下
呼吸時に酸素を排出する量が多く、十分な酸素が体に回らなくなります。それによって睡眠の質が低下し、日中の眠気の原因、集中力の低下へとつながります。
5.歯並びにも悪い影響
正しい鼻呼吸が出来ている場合は、舌が上顎についているのが正常です。
この舌の力によって上あごが広げられ、発育していきます
ですが、口呼吸により口が開いている状態だと、常に舌が下にある状態なので、上あごを広げるための力が作用しません。
上あごが正常に広がらないと、歯が生えてくるスペースが確保できない為、出っ歯になる、歯並びがガタガタ、ぽかん口になる、など歯並びに大きく影響がおよびます。
このように、口呼吸になることで体やお口の健康に悪影響を与えしまいます。
トレーニングをする事により、口呼吸の改善は出来ます!
また、お子様の将来の健康を守るために、正しい鼻呼吸が出来ているか確認してみましょう!