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歯の豆知識

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代用甘味料〜キシリトール〜


  • 小児歯科

皆さんはキシリトールとは何かご存知でしょうか?
何となく歯に良さそうなイメージがあると思います。
でもどんなもので、どんな効果があるのかは分からないと言う方は多いのではないのでしょうか。
今回はキシリトールについて説明していきたいと思います。

こんにちは!福岡県飯塚市鯰田にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科、小児歯科、矯正歯科、審美歯科、インプラント、ホワイトニング、インビザライン矯正)の歯科医師今井光です。

★ キシリトールって??

キシリトールとは白樺や、樫の木などに含まれるキシラン・ヘミロースという成分を原料として作られる天然の甘味料です。多くの野菜や果物に含まれる糖アルコールです。糖アルコールの中で最も甘く、砂糖とほぼ同程度の甘味度を持ち、エネルギー値は3kcal/gです。

★キシリトールの効果は??

キシリトールは酸を生成しないのでPH値は変化しません。また、唾液の分泌を刺激して自浄作用が働いてお口のなかをキレイにしてくれることで虫歯の発生を予防することができます。

★含有量はどれくらい??

含有量は計算で求めることができます。

計算式:キシリトール(g)÷炭水化物(g)×100

(例)

→炭水化物:16.9g  キシリトール:9.0g

9.0g÷16.9g×100=53.25… =53%

キシリトールは50%以上含まれていることが望ましいと言われています。

虫歯の原因となる砂糖の含有量が0.5%以下、ノンシュガー・シュガーレス・無糖と表示されているもの、厚生労働省許可・特定保健用食品のマークがあるものです。オススメはキシリトールを100%使用している歯科専用のキシリトールガムです。

★効果的な応用方法は??

1日:5g以上(5〜10g) 約3回以上

継続すると1〜2週間後からプラーク(歯垢)が減り始める、3ヶ月でう蝕になりにくくなる、など効果が現れます。ガムの噛めない方はタブレットタイプでも大丈夫です。

◎効果的な対象者

・虫歯になりやすい子ども ・歯の萌出期のこども ・虫歯になりやすい成人、虫歯が多い成人 ・高齢者 ・ドライマウス ・糖尿病の患者

★海外の虫歯予防の取り組み

フィンランドでは、1956年から学校歯科保健活動に努めてきたものの、なかなか改善されない状況が続いたようです。その後、1972年に「国民健康法」が制定されると、各地域にある公的な保健センターでは、食習慣や歯磨きの指導、フッ素の塗布などを積極的に行っていきました。現在では、指導の一環として、キシリトールの摂取も推奨されています。カバンの中に常にキシリトールガムの袋を携帯していて、昼食やおやつの後にさっと1,2粒口にするのが習慣になっています。その甲斐あって、今やフィンランド人は世界有数の虫歯知らずな民族になりました。

 

毎日続けて摂ることが大切です。キシリトールはあくまで代用甘味料の食品であり、毎日の歯磨きやフッ素(フッ化ナトリウム)による予防はしっかり行いましょう!

ハート歯科クリニックいまい詳細HP

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