CASE RECORDS

歯の豆知識

Instagram

子どものおやつの与え方(虫歯予防)


  • おこさま向け

虫歯予防もしっかりしたいけどおやつも食べさせてあげたい・・・
おやつはお子さまが凄く楽しみにしている時間だと思います
しかし、おやつの食べ方によっては虫歯が多くできてしまったりする可能性が大きいです。
今回は、正しいおやつの食べ方についてご紹介します。

Before

before写真

After

after写真

福岡県飯塚市にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科、小児歯科、矯正歯科、インプラント、ホワイトニング)歯科医師の今井若奈です。

 

大人も子どもも甘いものは大好きだと思います。しかし、

朝・昼・晩としっかり歯を磨いていてもおやつの食べ方が悪いと必ず虫歯になってしまいます。

そこで、今からご紹介する6つのことに注意しながらおやつの時間を楽しんでください。

  • だらだらと食べない

おやつはだらだらと食べずに30分以内に食べ終わるようにしてください。

そうしないと糖がお口の中にずっと止まって虫歯になるリスクが高くなります。

  • 食べる量を決める

お子さんには袋丸ごと渡さないでください。

丸ごと渡してしまうと先ほど挙げた事と同じことが起こります

  • おやつは1日最高2回まで

おやつは間食になるので必要以上にエネルギーを摂取してしまいます。

そうすると体に良くないので食べ過ぎないようにしてください。

  • 甘い食べ物の時は水かお茶にしましょう

甘い食べ物を食べるときにジュースを飲んでしまうと一度に大量の糖を摂取することになります。

なので、甘い物を食べる時にはお茶かお水にしてください。

  • ジュースを飲みたい時はおやつを食べない

先ほども言ったようにジュースの中にもたくさんの糖が含まれています・・・

ジュースもおやつの中に入るのでジュースを飲みたい場合はおやつは食べずにジュースのみにしてください。

  • 果物も食べる

チョコレートやハイチュウばかりでななくバナナやリンゴと言った果物も食べてください。

果物だけではなく野菜スティックや芋類、おせんべいも食べるとより良いです。

 

★おやつの危険度★

危険度★★★

キャンディ・キャラメル・グミ・チョコレート・クッキー

キャンディは口の中に長くあり、キャラメルやグミ、チョコレート、クッキーは歯の間に挟まったり歯に残ってしまいます。

 

危険度★★

果物類・プリン・ゼリー・アイスクリーム

糖分は沢山入っていて虫歯にはなり易そうですが、水分が多い為お口の中に残りにくい食べ物になります。

ただ、ドライフルーツは口の中に残りやすいので注意してください。

 

危険度★

せんべい・するめ・豆類

糖分がほとんど入っていないので虫歯になりにくいです。

 

一番大切なことは定期的に歯医者に行って予防することです

健康な永久歯が生えてくるには乳歯の時から予防していくことが大切になります。

フッ素塗布やシーラントをしていきましょう。

シーラントとは奥歯の溝を樹脂で埋めることです。

そうすることで再石灰化作用を促進してくれます。