ドライマウスは異常事態
インフルエンザが流行する季節、
お口の乾燥、ドライマウスには対策を!!
福岡県飯塚市にあるハート歯科クリニックいまい(審美歯科・矯正歯科・予防歯科・小児歯科・インプラント・インビザライン・ホワイトニング)のドクター仲宗根です。
皆さん、ドライマウスという言葉をご存じでしょうか?
インフルエンザが流行するこの季節は特に!!
ドライマウス対策が必要なのです。
ドライマウスとは、お口の中の水分が無くなり、乾燥している状態のことをいいます。
ドライマウスになると、どうなるか、、
食べ物を噛むことであたり前に出てくる唾液が出にくくなり、食べ物が飲み込みにくくなったりします。
日常生活の中で例えるならば、
クッキーを食べていて、ドライマウスでお口が乾燥していると、口腔内の水分が足りずそのまま飲み込めず、、クッキーをお茶と一緒に流し込むというような事が起こります。
ドライマウスの原因とされるものにはいくつかありますが、避けられないのが加齢によるものです。あとは近年増えてきている生活習慣のひとつで、口呼吸が原因ともいわれています。

私たちは生きている限りなんらかのストレスが溜まってしまいますよね?
起きているときは意識して鼻呼吸をしていても
寝ている時はどうでしょう?
寝ている間はコントロールが難しいので、口で呼吸をしてしまうことがあるのです。
そうするとやがてお口の中が乾燥してしまい、口の中が不潔になりやすくなります。
そうでなくても、睡眠中は起きている時に比べ唾液量が減ってしまうので、お口の中の細菌数をコントロールできにくくなります。
乾燥しているお口の中は細菌が洗われずとどまってしまうため、細菌の量が増えてしまいます。
結果どうなるかというと、
虫菌が好み住みやすい環境になってしまうのです。
そのほかには内科で処方されたお薬を長期に渡って飲んでいる方も気をつけていただきたいです。
唾液の量を増やすためにできることとして挙げるとしたら、
①噛む回数を意識的に多くする。(ひと口30回)

②あいうべ体操

こうすることで唾液の量が増えていき、食事中の食べかすやお口の中の虫歯菌や歯周病菌が洗い流されお口の中がきれいになるのです。
あいうべ体操はなにかの作業中にでも出来そうですよね♬
もっともドライマウスが重症化してしまうと、
人によってはお口の中に痛みを感じたり、口臭がきつく感じる方もいますので、
気がついたら早めに診察を受けるようにしましょう。
まだまだ気の休まらない日々が続きますが、
また新しい一年も心身ともに健康で過ごせるよう願っております♬