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歯の豆知識

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健康寿命を延ばそう


  • 予防歯科

自分の歯を守って健康寿命を延ばしましょう
その為には何が必要なのか・・・
お話しますね

こんにちは!

福岡県飯塚市鯰田にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科・矯正歯科・審美歯科・小児歯科・口腔外科・インプラント・マイオブレス小児矯正・ホワイトニング・インビザライン矯正)の歯科医師の今井若奈です!

 

【口腔内の環境と健康寿命】

支援や介護を必要とせずに、自立して元気に過ごすことが出来る期間を「健康寿命」と言います。

高齢者の中でも「歯が多く残っている人」もしくは「義歯を使用している人」は、歯が少ない人と比べて、健康寿命が2〜3ヶ月長い傾向にあると言う研究結果が出ています。

歯が多く残っている人や義歯を使用している人は、よく噛んで食べることが出来る為栄養状態が良く、健康寿命が長くなると考えられます。

 

【歯が少ないと病気や怪我のリスクが高まる】

リスク1「認知症」

残っている歯が少ない高齢者ほど、脳の記憶や意思・思考を司る部分の容積が減ると言うことが研究で明らかになっています。

具体的には、自分の歯が20本以上ある人と比べ認知症の発症リスクが1、9倍高まります。

 

リスク2「高齢による衰弱」

歯を失うと食べられるものが少なくなります。

これにより低栄養状態が進行し、全身の衰弱に繋がります。

 

 

リスク3「転倒・骨折」

2で全身の衰弱が進むと、筋肉にも影響が及びます。

それに加え、歯を失って噛み合わせが悪くなると、体全体のバランスが崩れてきます。

これにより、転倒や骨折の危険性がグッと上昇してしまいます。

 

上記以外にも脳血管疾患肥満糖尿病免疫力の低下胃腸の不調 など、歯を失って噛めなくなることは多くの疾患を招く原因となります。

健康でいられる期間を延ばすためには、

日頃からバランスの良い食事をとること、意識的にしっかり噛んで食事をすること、歯科医院で最低でも6ヶ月に1回、3ヶ月に1回または毎月のケアを行うこと、

歯間ブラシやフロス、うがい薬を使った毎日のセルフケアが非常に重要です。

また、機能的口腔ケアも行うと良いでしょう。

・ゆったりとした姿勢で姿勢を伸ばし呼吸を行う

・深呼吸しながら首を動かす

・口の周りの筋肉を動かすような顔面体操

・舌の動きをスムーズにできるような舌ストレッチ

・唾液の分泌を促すような唾液腺のマッサージ

歯を失ってしまっても、義歯を装着することで要介護のリスクを回避することができます。

いつまでも自分の口から美味しく食事ができるようにしていきましょう。

 

ハート歯科ではフレイル検診も行っております。

ぜひご来院ください。