保険の白い歯CADCAM冠の特徴
保険で白く被せることのできるCADCAM冠。その特徴についてお話します!
福岡県筑豊地区飯塚市にあるハート歯科クリニックいまい『予防歯科・審美歯科・小児歯科・矯正歯科(マイオブレースシステム矯正,インビザラインシステム矯正)・インプラント・ホワイトニング』の歯科医師の仲宗根美由紀です。
「保険でも白い被せものってできる?」
「強さは大丈夫なの?」
被せものをする必要がでてくると、その種類で迷われる方も多いかと思います。
今回は保険適用の白い被せ物である「CAD CAM冠」の特徴についてご説明していきます。
CAD CAM冠とは?
セラミック(陶材)とレジン(プラスチック)を混ぜた材料で作られたクラウン(差し歯)です。

メリット
・白い材料であるため銀歯と比べて審美的
・金属アレルギーの心配がない
・硬すぎることがないため噛み合うの歯を痛めることがない
・保険適用で経済的負担が少ない(1本あたり1万円以下)
デメリット
・材料として接着しづらいため、金属の歯よりも外れやすいことがある。(その際には再度付け直せます)
・セラミックと比べ色のバリエーションが少ない。
・セラミックと比べ、経年的な変色、劣化、2次的なむし歯のリスクがある。
・金属と比べると強い力に弱く、強い噛み合わせや歯ぎしりがある場合には、被せることが出来ない。
保険で被せることができる部位

・上下の1番目〜3番目の歯
・上下の4番目・5番目の歯
・上下の6番目の歯(7番目の歯が4本とも残っている場合に限る)
こんな方におすすめ
□見えるところは白くしたいけど、なるべく費用は抑えたい。
□金属アレルギーがあり、保険で白くやりかえたい。
□セラミックも考えたけど価格が高く諦めてしまった。

これまで白くするのを諦めてしまっていた方でも、「保険適用の白い被せ物」を選択肢として考えられるようになった事は、とても良いことですね。
注意点
審美的により美しくしたい、天然の歯と同じ色調に合わせたいという方には、CADCAM冠は色のバリエーションが少ないため不向きかもしれません。
また、より高い耐久性をご希望される場合には、他の材料の検討をおすすめすることもあります。
様々な種類の中からご自身で選ぶことは、なかなか難しいかもしれませんね。
ハート歯科では、患者さまのご希望をお聞きして、治療の方法や使う材料について、一緒にご相談するお時間を設けております。
すこしでも患者さまに、安心・満足いただけますよう、トリートメントコーディネーターがカウンセリング致します。
お気軽にご相談ください♩