妊娠中にレントゲンは取れる?
1歳半検診・3歳検診が始まって
お母さんも一緒に検診に来られる方も多いと思います。
その中にも妊婦さんもいらっしゃいます。
虫歯があるかどうかのレントゲンを妊婦さんが撮っても大丈夫なのか?
福岡県飯塚市鯰田のハート歯科クリニックいまい(予防歯科 小児歯科 矯正歯科 インプラント ホワイトニング 審美歯科)歯科医師の仲宗根美由紀です。
歯科に行くとこう確率でレントゲンをお撮りします。
レントゲンの放射線が気になる方もいらっしゃると思います。
その中でも特に妊娠してる方は気になる方が多いと思います。
歯科のレントゲンは安全なのか?
放射線と言えば、なんだか少し怖いイメージがあるかもしれませんが、実は皆さんは毎日放射線を浴びて生活をしています。
例えば・・・
テレビや電子レンジ、飛行機に乗った際 etc
1年間に浴びる放射量は平均にして約1.5mSvと言われています。
一方歯科で撮るレントゲンの放射量は約0,001〜0,008mSvになります。
ですので、年に数回レントゲンをお撮りしてもそんなに心配しなくて大丈夫だと思います。
※mSv・・・1,000分の1を意味します
妊娠中にレントゲンを撮って大丈夫なのか?
「妊娠をしていて赤ちゃんに影響がないか心配。」と思われている方多いと思います。
結論から言いますとほとんど心配はありません。
妊娠の時期によって異なりますが、100mSv以上浴びなければほぼ影響は出ないと思います。
ここで重要なのはより被曝を抑えるための仕組みになります。
放射線防護衣
歯科に行ってレントゲンを撮ったことがある人なら知っている方も多いかもしれませんが
レントゲンを撮る際に重たいエプロンなようなものを着ていただいていると思います!
この防護衣は被曝量を軽減させています。
デジタルレントゲン
従来のレントゲンよりもデジタル化することによってこちらも被曝量を軽減させています
ここまで妊婦さんがレントゲンを撮って大丈夫なのかお話ししましたが、
まずは正しい知識を身につけてお家での口腔ケアを行ってください!
つわり時期の口腔内ケアは・・・
⑴歯磨きは体調の良い時にしてくだい
入浴中やテレビを見ている時に「ながら磨き」で大丈夫です
⑵顔を少し下に向けて歯磨きをしてください
喉の奥に唾液が溜まってしまうと嘔吐の原因になってしまうので奥に唾液が溜まらないような
体勢にしましょう
⑶洗口剤を使用してください
その日の体調によってどうしても歯磨きが出来ないときもあると思います
そんな時はうがい薬も効果的です。
虫歯予防も勿論の事歯周病予防にもなります。
今はコロナも流行しているのでコロナ対策としてもうがい薬は効果が期待されています。
ぜひ使ってください。