CASE RECORDS

歯の豆知識

Instagram

今グラグラの歯があります。自然に抜けるまで放置していいですか?


  • 小児歯科

お子さんのグラグラの歯、自然に抜けることについて、知っておきたいことを話していこうと思います。

福岡県筑豊地区飯塚市にあるハート歯科クリニックいまい『予防歯科・審美歯科・小児歯科・矯正歯科(マイオブレースシステム矯正,インビザラインシステム矯正)・インプラント・ホワイトニング』の歯科医師の仲宗根美由紀です。

お母さん、皆さん子供の生え変わりについて知っていますか?また、グラグラした歯のことについて知っておきたいことをご紹介します。

 

子どもは6歳前後で永久歯への生え替わりが始まります。生え替わりはまず下の真ん中の前歯から始まり、グラグラ揺れてきて、子供も食べるたびに痛がったり出血したり・・またそのグラグラの状態は案外長く続きます。乳歯とは生後39ヶ月くらいから生え始める歯で、通常20本あります。生え揃う時期には個人差がありますが、みんな共通して前歯から生え始め、平均的に26カ月頃~36カ月頃の間です。

乳歯が生え替わる適齢に達していること

お子さんの歯がグラグラしてきたら、まず、その歯が生え替わりの時期に来ているかを確認する必要があります。それぞれの歯の生え替わりの時期は、乳歯の歯の名称は中央から順に後ろに向かってA,B,C,D,E と呼ばれています。

<乳歯の生え替わり時期の目安>

A(前歯) ;  6〜8歳

(前歯); 7〜9歳

(犬歯); 9〜12歳

(臼歯); 10〜12歳

E(臼歯); 10〜12歳

上の時期よりもずいぶん早くグラグラしている、などという場合は前歯をぶつけたりなどが原因で脱臼している、または虫歯などで歯が割れている、ということも考えられますので、歯科医院を受診したほうがよいでしょう。

IMG_3863.png

グラグラよりもブラブラぐらいの状態なこと

生え替わりの時期が近づきグラグラし始めると、通常はだんだんと自然にグラグラの度合いが強くなっていき、最後には歯肉と少し繋がっているくらいの感じでブラブラになってきます。そうなったら自分で引っ張って抜いても抜けるでしょう。

グラグラし始めると、まずお子さんが食事の時などに痛がったりしますので、早く原因を取り除きたくて抜きたくなるのもわかりますが、安易に力ずくでひっぱったりするのはやめましょう。通常は生え替わりの時期になると根っこがゆっくり溶けてきて、ぐらぐら始めてから自然に抜け落ちるくらいになるまで数ヶ月かかります。十分に根っこが吸収していないのに力ずくでひっぱることによって、歯ぐきが裂けてしまったり、歯の根っこが折れてしまうということががあるので、お子さんにとって嫌になってしまう可能性があります。

かなり揺れているのに抜けず、食事の時など苦痛を伴う場合は歯科医院で抜いてもらった方が良いでしょう。奥歯はとくにみられることが多いです。

IMG_3864.jpeg

1.抜け始める時期

乳歯の抜け始める時期は、個人差もありますがだいたい6歳前後から12歳前後です。一般的に生え変わりの順番として最も早く抜けるのは下の前歯です。また、同じ時期に「6歳臼歯」とも言われる第一大臼歯がもともと歯のなかった部分に生えてきます。

抜け始めはそれぞれですが、基本的には乳歯の根元の部分が少しずつ溶かされ始めることでグラグラしてきます。永久歯が下から押してくる影響でグラグラする前から痛みを感じるお子さんもいるようです。

2.永久歯が出てきたのに抜けない

乳歯が抜けていないのに永久歯が出てきた場合、とくに乳歯の揺れがあまりない場合には歯科医院で抜いてもらったほうがよいでしょう。

3.永久歯が生えてこない

上の前歯で時々見られますが、歯が抜けてからなかなか永久歯が突き出てこない場合があります。場合によっては歯ぐきを少し切開て萌出を促したり、過剰歯を疑ったほうが良い。 

4.歯がうまく抜けない

虫歯でボロボロに壊れてしまっている歯は、歯が揺さぶられずなかなかきれいに抜けてこないことが多いです。抜けたと思っても残根が残っている場合がありますので歯科医院で診てもらいましょう。

5.無理に抜かずに相談

グラグラしてることが大きく、今にも抜けてしまいそうな乳歯であれば、歯医者に行かなくても自然と抜け落ちることがあります。気になったり痛みなど支障があったりする場合は、自分で無理に抜かずに歯医者さんに相談することをオススメします。

歯医者さんで乳歯を抜く際には、歯ぐきを抑えて圧迫させながら抜歯したり、表面麻酔を活用したりと必要に応じて処置をします。

6.自分で抜く場合

無理に抜こうとすると、歯茎を傷つけてしまったり歯の根が途中で折れてしまったりする危険性があります。自分の舌や指で歯を揺らすことで自然に抜けることを促す程度に留めることがオススメです。

7.乳歯が抜けた後の止血方法

もし出血があれば、清潔なガーゼを丸めて抜けた歯の周りにしっかり噛んだ状態にして圧迫させて血を止めます。5分ほど噛んだままにしていると出血は止まります。この時ガーゼを取り換えたり傷口を見たりせずしっかり圧迫するようにします。

IMG_3868.jpeg