子どもが初めて歯科で麻酔をした!気をつける事は?
子どもが初めて歯科治療で麻酔を使った!
初めてだと不安になりますよね。
麻酔後の注意点についてお話しします。
こんにちは。福岡県飯塚市にあるハート歯科クリニックいまい
(予防歯科・審美歯科・小児歯科・矯正歯科・インプラント・ホワイトニング)の 歯科医師の今井若奈です。
「子どもが麻酔を使って治療したのですが、何か気をつける事は、、、?」
特に初めての時は不安になりますよね。
歯を削る治療を行うと、どうしても痛みが出てしまうので、
子どもが歯医者を嫌がる理由の一つになってしまいます。
そのために歯科では恐怖や痛みを和らげるために
局所麻酔を使用することがあります。
今回はお子様の麻酔後の注意点についてお話しさせて頂きます。
*麻酔をした後は食事に注意*
麻酔の効き目は治療の後もしばらく続き、
お家に帰ってからも唇や歯茎の痺れが残っています。
痺れが残っている間は口を上手く動かすことができないので、
口の中を噛んでしまったり、食べたものをこぼしてしまったりすることがあります。
麻酔は人それぞれに効き方が違うので、全ての人が同じというわけではありませんが、
麻酔をした後1時間くらいはなるべく食事を控えるようにしてください。
飲み物も火傷をしないように熱いものは避け、
冷たい飲み物であれば問題ありません。
また、感覚が鈍いので口の中を噛んだり、
火傷をしてしまったりしてもなかなか気がつくことができないので注意です!
どうしても食べたいと言われた時は…
子どもから麻酔が効いているときに「お腹すいた。」と言われることもあると思います。
なかなか我慢をすることが難しいのが子どもなので、
その時は危険のないように麻酔が効いていない反対側の歯で噛むようにお母さんが教えてあげてください。
また、できるだけ柔らかく食べやすいものを選び、
火傷を避けるため熱くない食べ物にしましょう。
子どもは痺れや違和感があると、どうしても手で触ったり噛んだりしたくなってしまいます。
触りすぎたりすると腫れてしまうことがあるので、麻酔をした後は唇を噛んだり、手でいじったりしないように注意深く見守ってあげてください。
夕方のお時間になると、お仕事が終わって子どもを連れてきたりとお母さんもお忙しいかと思いますが、歯医者に行く前にあらかじめ食事をしていき、子どもの食事時間を調整することも、麻酔直後に食事をすることを避けることができるのでおすすめです。
何より一番は、「虫歯にならない」ということで、つ
まり虫歯になるのを予防することが大切です。
最も大切なのは日々の歯磨きです。
小さなお子さまがいる方は、毎晩の仕上げ磨きをきちんと行っていくようにしていきましょう!