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歯の豆知識

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痛みなく治療をしよう!(サホライド治療)


  • 小児歯科

虫歯があって治療をしたいけれど、泣いちゃうかも・・・って思われているお母さんたちは多いのではないでしょうか?
ハート歯科では大きくて痛みがある虫歯にはまず進行止めのお薬を塗り痛みがない状態で治療を行います。
サホライド治療のメリットデメリットについてご説明いたします。

こんにちは。飯塚市鯰田にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科・矯正歯科・小児歯科・インプラント・ホワイトニング)の歯科医師の今井若奈です。

 

1.サホライドって、どんな薬なの?
・ 虫歯の進行を遅らせる「サホライド
サホライドとは、主成分が「フッ化ジアミン銀」のお薬です。

 

虫歯の進行を抑えるための薬で、歯医者で直接、虫歯に塗布します!

サホライドに含まれている成分が、虫歯になった部分に吸着して虫歯が進行するのを防ぐのです。
ただし、サホライドが用いられるのは初期の虫歯に限られます。

すでにある程度進んでしまっている虫歯の場合は、いったん悪くなった部分を削ってから塗布しないと、

サホライドの効果が出ない場合があります。
サホライドは、虫歯治療薬というよりも、初期の段階で虫歯の進行を抑えておき、その乳歯が抜け落ちるか、または本格的な治療をするまでの「つなぎ」的な役割をするものと考えるのがよいでしょう!

★サホライドとフッ素の違い
サホライドの効能
・殺菌作用
・虫歯の進行を防ぐ
フッ素
・歯の再石灰化を促進させる
・歯質を強くさせる
・酸の産生を抑えて虫歯になりにくくする

★ サホライドとは、どんな人向きの薬なの?

サホライドは、虫歯が大きい場合や、年齢的に治療が難しいお子さんにハート歯科では使用しています!。
ただし、サホライドは塗布したところが黒く変色してしまうという性質があるため、基本的には乳歯の旧歯部の進行を抑えるために使われることが多いです。

★サホライドのメリット 
・歯を削ったり神経を抜いたりする必要がないので、治療の際の痛みが少ない

・小さい子どもは、歯医者さんで痛い思いをすると、その後も通うのを嫌がり、治療がトラウマになってしまうことがあります。その点、サホライドは、痛さを感じたり怖い思いをしたりすることがないので、子どもへの負担も少なくなります。

・健康保険が適応されるので、比較的安く治療を受けることができる
★サホライドのデメリット
・サホライドを塗布すると、虫歯になっているところが、黒く変色する
この黒く変色した部分は、歯磨きなどでも取り除くことができません。

・塗布した歯が抜け落ちるまで黒い色が付いたままになるので、見た目を気にするお子さんなどは抵抗を感じるかもしれません

・痛みはありませんが、苦みがあるため味を知ってしまうと嫌がるお子さんもいます・・・

が、ハート歯科ではそんなことを感じさせないくらい丁寧に治療をしているのでご安心く    ださい♡

お子さんが虫歯や歯医者嫌いな方はぜひハート歯科へご相談くださいね。