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歯の豆知識

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部分入れ歯からインプラントへ(費用と方法)


  • インプラント

歯を補う方法には、インプラントやブリッジ、部分入れ歯などの選択肢があります。今回は、部分入れ歯だったところをインプラントに変えたことで、咬みやすくなったというケースを紹介致します。

こんにちは。飯塚市鯰田ハート歯科クリニックいまい(一般歯科、小児歯科、矯正、審美歯科、小児矯正、インプラント、ホワイトニング)歯科医師の仲宗根美由紀です。

現在部分入れ歯をお使いの方、見た目が気になったり、取り外してのお手入れが大変・・ということはありませんか?

今回は部分入れ歯からインプラントにされた方の症例をご紹介します。

【40代女性】
主訴:左上の歯が痛む

ご来院のきっかけは歯のお痛みでしたが、「右下の義歯を使っている部分をインプラントへ・・」と悩んでいるとのことでした。
以前はインプラントに対し、「怖い」というイメージがあり、義歯をお使いになられていましたが、ご相談のうえ、今回当院でインプラント治療をすることとなりました。

術前

術後

【治療内容】
まずCTを撮影し、3次元的な顎の骨の状態を確認。
インプラントを埋入するために必要な、骨の量や厚み、骨密度が十分かを確認し、どの位置にインプラントを入れるのか設計。

今回は、右下奥にインプラントを2本を埋入しました。
上部構造(※)は、ジルコニア(セラミックの一種)という耐久性のある材料を用いています。
色も白い材料なので、患者様にも喜んで頂けました。

(※)上部構造:インプラントの上につくる、人工の歯の被せもののこと。

【費用】
インプラント2本(25万円×2)+上部構造2本分(10万円×2)
合計70万円(税別)

【インプラントにおけるリスク・副作用】
インプラントは、「物を咬むことが出来る」という点で、歯と同じ役割をしてくれます。
しかし、虫歯にはなりませんが、清掃が行き届いていなければ歯周病になるリスクがあります。

【インプラントと他治療法の比較】
★噛む力

入れ歯は噛む力が自身の歯に比べて30%しかありません。
ですので、硬いものなど噛みづらかったり、お食事がしにくい・・と感じられることがあります。

インプラントの場合、噛む力は自身の歯とほとんど変わりがありません。
まるで自分の歯を取り戻したようにお食事することが出来ます!

★他の歯への影響
インプラント治療は失った部分のみを治療し、被せものをすることが出来ます。
ですので、周りの歯を削ったり負担をかける心配がありません

★見た目
保険義歯は、支えとなる金属のバネが、隣の歯や反対側の歯にかかり見た目が気になる、ということがあります。
インプラントは基本的に上部のかぶせものをセラミックでお作りしていきますので、見た目も自身の歯と変わらず、見た目へのストレスも軽減することが出来ます。

★お手入れ
入れ歯の場合、お食事後や就寝前、取り外して洗浄する必要があります。
インプラントは自身の歯と同じようにブラッシングでお手入れしていただく必要があります。

 

インプラント、義歯、ブリッジなど歯を失った後の方法はいくつかありますので、ご自身に一番あった方法をお選びください。
ハート歯科ではご相談やご説明をしっかりとさせていただいた後に治療をすすめていきます。
お困りの方はお気軽にご相談くださいね♪