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歯の豆知識

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泣いてしまう子への歯科治療対応


  • おこさま向け

歯医者に連れて行きたいけれど、泣いてしまうかも、、と不安になる事ありますよね。そんなお子さんへのハート歯科での対応を紹介します。

福岡県飯塚市鯰田にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科・矯正歯科・小児歯科・インプラント・ホワイトニング)歯科医師の今井若奈です。

「まだ年齢も低いから泣いてしまうかも」

「歯医者さんが怖くて、以前治療できなかった」

歯医者さんに連れて行きたいけれど、そんな不安を抱えているお父さん、お母さん多いかもしれませんね。

ハート歯科では、そんなお子さんにも、少しずつステップアップして貰えるように、様々な工夫をしております。

❶キッズルームでの診察

泣いてしまうユニット(診療台)が怖い2歳未満のお子さまなどを診察する際には、キッズルームで検診をしていきます。

むし歯チェック、歯磨き指導、フッ素塗布、むし歯リスク検査もこのお部屋でできます。

おもちゃやクッションも有り、マットの上で診ていきますので、ユニットの様な緊張感もなく、お子さまもリラックス出来ます。

まずは、「歯医者さんで歯みがきをする」ということに少しずつ慣れていきましょう。

➋ユニットに座る練習

歯医者さんに行くことに慣れてきたら、ユニット(診察台)に座る練習をしていきます。

1人で座ることが難しければ、まずはお父さん、お母さんと一緒に座ってOKです。

慣れてきたら、少しずつ1人で座る練習をしていきます。

むし歯がある場合には、サホライドという進行止めのお薬を塗ることもあります。

➌シーラントでむし歯予防(機械に慣れる)

奥歯の溝は複雑で、歯垢も溜まりやすくむし歯になりやすい所です。

乳歯や生えたての永久歯は、歯の質が柔らかいためむし歯になりやすく、予防がより大切になります。

シーラントというお薬を奥歯の溝に入れて、溝を浅くしてあげることで、むし歯を予防します。

機械のブラシを使って綺麗にしたり、お口の中のお水をバキュームで吸ったりと、機械に慣れる練習になります。

むし歯の治療が必要なお子さんにおいても、他の歯にシーラント処置をすることで、むし歯予防となると同時に、むし歯治療のためのトレーニングになります。

➍むし歯治療スタート

シーラント処置を通して、機械に慣れてきたら、むし歯治療をスタートします。

(※むし歯の無いお子様は、定期検診に入ります。)

むし歯を削る機械も、5倍速コントラという機械を使います。

削る時の音や振動がとても静かで、歯医者さんでイメージされる「キュイーン」という音がしません。

緊張を最小限に留めて治療を行います。

いかがでしたか。

お口を大きく開けれた、歯ブラシができた、1人で座れた、その1つ1つを沢山褒めて自信を持って貰うことがとても大切です。

焦らず、一緒に少しずつ慣れていきましょう。