歯のお話
様々な役割を持っている歯
その仕組みをご紹介🎵
こんにちは!福岡県飯塚市鯰田にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科・矯正歯科・審美歯科・小児歯科・口腔外科・インプラント・マイオブレス小児矯正・ホワイトニング・インビザライン矯正)の歯科医師、福間裕仁です。
毎日の食事で食べ物を噛み砕く、味覚を豊かに美味しく食事をする、
発音をサポートする、その他様々な役割がある歯。
ご自身に何本の歯があるのか、みなさまご存知でしょうか?
大人の歯は28〜32本
こどもの歯(乳歯)は全て生え揃うと合計で20本になります。
大人の歯(永久歯)は通常は28本ですが、親知らず(4本)を合わせると
32本となります。
親知らずに関しては、生える方もいれば、生えない方もいますので
歯の本数には個人差があります。
歯の種類は切歯、犬歯、臼歯に分けられています。
前歯、奥歯という言い方もしますが、通常は切歯と犬歯を合わせて前歯と呼びます。
前歯には食べ物を噛みちぎる役割があり、
奥歯には臼のように食べ物をすりつぶす役割があります
歯は複雑な構造でできています
〼エナメル質(人体の中でもっとも硬い組織で、水晶と同じぐらいの硬さがあります)
厚さは2〜3ミリくらいで、歯の表面に近ければ近いほど硬くなっていきます。
〼象牙質
エナメル質よりも柔らかいため、虫歯が象牙質まで達してしまうと
虫歯菌の侵食スピードが加速してしまいます。
〼セメント質
セメント質は象牙質を覆っていて、歯槽骨と歯ぐきをくっつける役割を持ちます。
〼歯髄
歯髄は歯の中心部に流れる神経が通っている部分のことを言います。
歯髄の中には血管、リンパ管、神経繊維などがあり、歯髄を通じて歯に栄養が送られています。
〼歯槽骨
歯槽骨は、歯を支えている顎の骨のこと。
歯ぐきが炎症を起こして膿を生じると、歯槽骨は少しずつ溶けていきます。
これが歯槽膿漏と言われる状態です。
〼歯根膜
歯槽骨と歯根の間にある薄い膜で、歯根と骨をつなぐ働きをしています。
また、歯ぐきから上の目に見える部分を歯冠部、歯ぐきから下の見えない部分を歯根部と言います。
歯の組織のお話、聞いた事のない言葉、たくさんですよね、、
ですが、歯には食事の時に食べ物を細かく砕いて消化しやすくするという役割はもちろん、
発音を助けたり、表情を作ったり、体のバランスを保ったり、咀嚼によって
脳に刺激を与えたり、日々の暮らしには必要不可欠な役割がたくさんあります。
日頃当たり前に食事ができ、誰かと会話ができ、笑って日々を送れる
お口の健康がないとどれも成し得ないことなのかなと思います☘
歯は私たちが想像している以上に人生を豊かにしてくれているのが分かりますね🦷˚✧
一人でも多くの方に少しだけでもお口の健康にご興味を持ってくださる方がいれば嬉しいです!
ハート歯科クリニックいまいでは、健康なお口の状態を維持するための
予防歯科にも力を入れております🪥⭐
定期的なメンテナンスや、その他お口のことでお困りなことがございましたら
お気軽にお声掛けください^^