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歯の豆知識

ガムピーリングで理想のピンク色の歯ぐき


  • 審美歯科

歯のホワイトニング以外でも口元を綺麗に
理想のピンク色歯ぐきになりませんか?
意外と知られていないガムピーリングについてお話します

こんにちは!福岡県飯塚市鯰田にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科・矯正歯科・審美歯科・小児歯科・口腔外科・インプラント・マイオブレス小児矯正・ホワイトニング・インビザライン矯正)の歯科医師、重信 圭佑です。

【目次】

1.ガムピーリングとは

2.歯ぐきが黒くなる原因

3.ガムピーリングの種類と特徴

4.治療の流れ

5.痛み・ダウンタイムについて

6.効果の持続期間

7.メリット・デメリット

8.向いている人・向かない人

9.よくある質問

10.まとめ

1. ガムピーリングとは

ガムピーリングとは、歯ぐきの黒ずみを取り除き、明るく健康的なピンク色の歯ぐきにする審美治療です。

メラニン色素による黒ずみを、薬剤レーザーで除去することで、数日〜数週間かけて新しい粘膜に生まれ変わります。

歯を白くするホワイトニングと違い、歯ぐきの色そのものを改善する点が特徴です。

2. 歯ぐきが黒くなる原因

歯ぐきの黒ずみのほとんどはメラニン色素が原因です。

主な要因は以下の通りです。

喫煙習慣

 ニコチン・タールの刺激でメラニンが増える

遺伝的な体質

 もともと色素が沈着しやすい人もいる

紫外線や生活習慣の影響

 皮膚と同じく刺激でメラニンが濃くなる

金属の被せ物による変色

 金属イオンが溶けて歯ぐきが暗く見える場合もある

メラニン沈着であればガムピーリングが有効ですが、金属による黒ずみは別の治療が必要です。

3. ガムピーリングの特徴

● 薬剤によるピーリング

•最も一般的

•表面を化学的に焼灼し、新しい歯ぐきを再生

•施術時間が短い

•ピリピリ感あり

4. 治療の流れ

1.カウンセリング

2.歯ぐきの状態をチェック

3.薬剤塗布 ・レーザー照射

4.経過観察

施術時間は平均15〜30分程度と短時間です。

 

 

 

 

 

 

5. 痛み・ダウンタイム

施術中の痛みはわずかで、軽いヒリつき程度です。

治療後は

•白っぽい膜(瘡蓋のようなもの)が数日つく

•1〜2週間で自然に剥がれてピンクに

といった経過をたどります。

刺激物・熱い食べ物・喫煙は数日控えると治りが早くなります。

6. 効果の持続期間

個人差はありますが、数年~半永久的に持続することが多いです。

ただし喫煙者は再沈着しやすいため、禁煙の方が効果が長持ちします。

7. メリット・デメリット

メリット

•短時間で済む

•歯ぐきが明るくなり笑顔が自然に

•ホワイトニングだけでは変えられない「歯ぐきの印象」を改善

•ダウンタイムが短い

デメリット

•一時的にヒリつきや白膜が出る

→口内炎のような感じになります

•金属の影響による黒ずみは改善できない

•喫煙者は効果が落ちやすい

8. 向いている人・向かない人

向いている人

•歯ぐきが黒くて笑うと気になる

•喫煙などで色素沈着がある

 

 

 

 

 

 

 

•歯を白くしただけでは口元が明るくならない

•結婚式やイベントで口元の印象を良くしたい

 

向かない人

•歯周病の炎症が強い方

•金属補綴が原因の黒ずみ

•妊娠中・授乳中の方

 

 

 

 

 

 

・お薬のアレルギーがある

9. よくある質問

Q. 何回必要?

→ ハート歯科では個人差はありますが3回が目安となります。

 ただし濃さによっては追加をする場合もあります。

Q. 痛い?

→ 軽いヒリつき程度です。

Q. ステイン取りとは違う?

→ 全くべつものになります。

PMTCは歯の汚れの除去、ホワイトニングも同様。

ガムピーリングは歯ぐきそのものの治療になります。

10. まとめ

ガムピーリングは、歯ぐきの黒ずみを取り除くことで口元全体を明るく、清潔感のある印象に変える審美治療です。

短時間・比較的低負担で効果が実感でき、ホワイトニングと組み合わせることでさらに美しい口元を目指せます。

ハート歯科クリニックいまいでは、ガムピーリングのみの施術も可能です。

飯塚の審美歯科