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歯の豆知識

歯磨きのタイミング


  • おとな向け

歯磨きっていつするの?
お口を綺麗に保つために必要な歯磨きの
タイミングのお話

こんにちは!福岡県飯塚市鯰田にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科・矯正歯科・審美歯科・小児歯科・口腔外科・インプラント・マイオブレス小児矯正・ホワイトニング・インビザライン矯正)の歯科医師、福間裕仁です。

みなさんが毎日の生活で当たり前に行っている歯みがき。
一日に何回ぐらい歯を磨いていますか?

2回、3回?朝だけや就寝前の1回?
歯磨きをしないでいるとお口の中はどうなるのか、、

 

お口の中の環境を常に良好に保つことで万病を予防できるているのは
プラーク(歯垢)コントロールです。
毎日の歯磨きをしっかりと行っていきましょう。
しかし、やみくもに歯磨きを使ったり、歯ブラシでゴシゴシと強く磨いて
 お口の中をスッキリさせれば良いというわけではありません。
歯磨きのタイミングが大切なのです✏✨

1つ目は、歯磨きをする時間帯です⏰
夜の寝る前には必ず歯を磨きましょう🪥
 就寝中は唾液の分泌量が減少し、細菌が繁殖しやすくなります。
 歯周病や虫歯というのは、私たちが寝ている間にも進行するのです。
 就寝前の歯みがきはなるべく丁寧に、時間をかけて行うよう心がけましょう♪生活習慣病の予防 早寝早起きと朝食と歯磨き[10173003123]の写真素材・イラスト素材|アマナイメージズ

朝、朝食前に歯を磨くのもベストなタイミングです
また、朝晩の2回だけでなく、1日3食、毎食後に歯磨きができればなお良いでしょう😀
物を食べたり飲んだりすると、細菌が歯の表面に定着してプラークが
形成されてしまいます😱

プラークが付着すると、時間の経過とともに細菌がみるみるうちに増殖し、バイオフィルム
という薄い膜になります。
このバイオフィルムがバリアのような働きをして、様々な細菌が
最高に増殖しやすい環境を作る手助けをしてしまうのです。
この状態をそのまま放置していると、、
おおよそ2週間後にはプラーク(歯垢)がお口の中のカルシウムと結合して
石灰化していき、歯と歯茎の際などに、硬い歯石として存在します。
こうなってしまうと、普段の歯磨きなどの物理的な清掃では除去できなくなってしまいます。
歯石は歯周病を重症化させる大きな原因となります。
バイオフィルムができてしまう前に、正しい歯磨きの方法によって
プラークを除去させることが、歯周病のを防ぐうえで大切なことです🦷

いつも何気なく行っている歯磨き、ボーッと磨きがちな時間ではありますが
一度ブラシがきちんと歯に当たっているか、力強くゴシゴシと磨いてしまってないか、
少しだけ意識しながら磨いてみるのも虫歯予防の第一歩かもしれません😊