マスクほうれい線って知ってますか?
福岡県筑豊地区飯塚市にあるハート歯科クリニックいまい『予防歯科・審美歯科・小児歯科・矯正歯科(マイオブレースシステム矯正,インビザラインシステム矯正)・インプラント・ホワイトニング』の歯科医師の仲宗根美由紀です。
装着するのが日常化する中、マスクをしていると、口元が隠れて、男女とも「3割増し」、いや、下手をしたら「5割増し」に見える気がしませんか?アイメイクをバッチリして目ヂカラを強調した「マスク美女」や「マスク・イケメン」など、誰でもお手軽に美女やイケメンになれる魔法のアイテム。ところが、いいことばかりでもないようです。
口呼吸だと酸素不足に陥りやすく、そのせいで顔色が悪くなる人もいるそうです。またマスクをしていると、口を大きく開けられないからモゴモゴ話すしかなく、それが口周りの筋肉の著しい衰えにつながります。
「顔の筋肉の衰え、特に口周りの筋肉が衰えると、口角は下がり、ほうれい線の原因になります」とのこと。しかし、そんなこと言われてもマスクをつけないわけにはいかないし、
時代と言われるようになって久しいなか、顔の筋肉に関して気になることが大きく2つあります。1つ目は、人と対面で接する機会が減ることで、表情を作る筋肉に緊張感がなくなってしまうのではないかということ。2つ目は、マスクをしていると、知らないうちに顔の下半分がこわばったような変な表情になっているのに気づくことがあって、マスクは顔の筋肉によくない影響があるのではないかということです
さらに鏡をまじまじと見ると、なんだか顔色も悪いし、口角も下がっていて、どう見ても以前より老けて見える気が。どうやらマスクによって顔を隠しているせいで表情に緊張感がなくなり、顔のたるみを引き起こしてしまったようです。
マスクをつけながら、ほうれい線を予防し、口呼吸を鼻呼吸に戻し、口周りの筋肉を鍛える方法をご紹介します、「舌回し」です。
やり方は簡単て、口を閉じて、歯茎に沿って舌を回すだけです。詳しく説明すると、下記の通りです。
(1)口を閉じたまま上の右奥歯とほおの間に舌を、ゆっくり歯茎に沿って、舌を左上の奥歯までゆっくり移動させる。
(2)舌を左下の奥歯とほおの間に、ゆっくり歯茎に沿って、舌を右下の奥歯まで移動させる。
(3)上記(1)~(2)を行って1周とし、これを20周行う。左回し、右回し、それぞれ行う。1日3回ほど行うとよい。
やってみると、結構キツい運動ですが、これならマスクをつけたままでもできます!
しかも、「舌回し」は顔のたるみや口角も下がり、ほうれい線に効くだけでなく、小顔効果もあるというからうれしいですよね。口輪筋(口の周りの筋肉)の筋トレですから口が引き締まり、鼻呼吸がしやすくなります。
まず、人と会うことが少なくなるのに比例して、口角を上げる機会が減っています。私たちは人とすれ違うだけでも気がつかないうちに口角を上げているものですが、新しい日常生活では、家族以外の誰にも会わないこともありますよね。
さらに、マスクをすると頬が圧迫されるのでそもそも口角が上がりづらくなりますし、鼻呼吸ではなく口呼吸になりがちで、舌が正しい位置である上顎につかなくなり、二重アゴの原因にもなります。
ぜひ、試してみてください。