口をあけるとカクカク音がなります。これはなんでですか?
顎の調子が悪い方って実は多いんです。今日は、顎関節症について紹介していきます。
福岡県筑豊地区の飯塚市にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科・審美歯科・小児歯科・矯正歯科・インプラント・ホワイトニング)歯科医師の今井光です。
あくびをした時、笑う時
大きな一口で食べようとした時
顎が「カクッ」となる。

そんな経験はありませんか?
カウンセリングで、よくお聞きするお話です。
そのような症状がある場合は「顎関節症」かもしれません。
酷くなると口が開かなくなり食事も難しくなってしまう可能性もあります。
見過ごせないサインです。
今回は顎関節症についてのお話をしていきましょう。
①原因
その他の原因として考えられるのは、
ストレスや精神的緊張が顎周辺の筋肉を緊張させてしまい、咬み合わせが崩れてしまう、
歯ぎしりをする癖がある人は顎関節症になりやすいとされています。
顎関節症原因まとめ
・ストレス、不安、緊張
・歯ぎしり、歯を食いしばる
・片側の歯だけで噛む など。
②顎関節症の治療
歯科医院での治療法のとしては、
顎関節症の原因となる咬み合わせのずれを改善することを目的に治療をします。
透明なマウスピースを歯列に装着して、夜間睡眠時に使用します。
実は、睡眠時に、無意識に噛みこんでしまうことがあります。
顎関節や、周辺筋肉の負担を軽減させ、
顎、顎関節を正しい位置に導き咬み合わせをもとに戻していきます。
③気をつけるべきこと
顎関節症の症状は日常生活で以下のことを気をつけてもらうことと、
歯科医院での治療を並行しておこなうことが望ましいです。
・顎を安静にする
・口を大きく開けない
・マッサージをする(こめかみの所)
・姿勢改善
・リラックスする など。

以上、顎関節症についてご紹介して参りました。
顎関節症は国民の約300〜500万人もの人が抱えている問題だといわれています。
誰しも起こりうる身近な疾患です。
現在、顎関節症で悩んでいる人はもちろんのこと、
顎関節症ではない人も日常生活における習慣を改めることで、
改善・予防ができるのではないかなと思います。
また、顎関節症でお悩みの際は、自己判断せずに1度、歯科医院を受診されてみてください。
当院でも、無料カウンセリングを実施しておりますので、
お気軽にご来院くださいね。