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歯の豆知識

麻酔ってどのくらい効いているの?


  • おとな向け

麻酔がどのようにされているのか?何時間くらい効いているのか?してはいけないことは?
一度は考えたことがあるかも知れません。
今回は麻酔についてご説明します。

福岡県飯塚市にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科 小児歯科 矯正歯科 審美歯科 ホワイトニング インプラント)の歯科医師の仲宗根美由紀です。

 

今回は麻酔がどのくらいの間効いているのか?麻酔が効いている間にやってはいけないことをご紹介します。

まず当院で行なっている麻酔方法です。

最初に表面麻酔です

表面麻酔は麻酔針を刺す時の痛みを和らげるために行う麻酔です

表面麻酔はジェル状のタイプ・シールタイプ…と様々ありますが当院ではジェルタイプの表面麻酔を使っています。

使用方法としては歯ぐき表面の粘膜を乾燥させて、乾いた粘膜の上に置きます。

3分もすれば麻酔が効いてきて表面だけが痺れた状態になります。

表面麻酔はお子さんにも使えるようにストロベリー味やマンゴー味があります。

その後浸潤麻酔です

浸潤麻酔とはみなさんご存知の通り注射タイプの麻酔です。

浸潤麻酔で使っている針はなるべく痛みがないように、お子さんにも使える極細針を使っています。

表面麻酔もしているのでチクっとした痛みもほとんど無いと思います!

また、麻酔には心臓がドキドキ(動悸)する副作用のある成分が含まれています。

なので、脈を測るためのモニターを左の人差し指につけさせていただきながら麻酔をする場合もあります。

麻酔は2〜3時間の効果があると言われています。

 

次に麻酔が効いている時の注意事項を4つご説明させていただきます

麻酔が効いている間は感覚が無いので様々なことに注意して頂かなければいけません!

1つ目は食事は麻酔が切れてからにしてください

麻酔が効いている時は表面が麻痺しています。

その時に食事をしてしまうと唇や頬を噛んでしまってそれに気付かず口内炎ができてしまったり

大きな怪我になってしまいます。

特にお子さんは注意してください!

2つ目は唇を噛まないようにしてください

飲食をしていなくてもおしゃべりをしている時など何かの拍子で唇を噛んでしまうことがあります。

こちらも口内炎ができてしまったり大きな怪我になってしまったりします。

3つ目は火傷に注意してください

コーヒーや熱いお茶は火傷をしてしまう恐れがあるので飲まないようにしてください。

麻酔が切れた後に激しい痛みを感じることがあります。

4つ目は麻酔をしているところは触らないでください

感覚がない事によって違和感を感じると思います。

しかし、感覚がない事によって爪で引っ掻いてしまったり雑菌が入ってしまうことがあります。

小さいお子さんはよく触ってしまうので気をつけてあげてください。

 

その他気になる事がありましたらスタッフにご相談ください