上の前歯に麻酔をしてもらったら鼻もしびれた!どうしてですか?
「歯医者の麻酔」ときくと皆さんの頭に中にはどんなイメージが浮かびますか。
やっぱり歯茎にブスッと注射されるアレでしょうか。
今回は麻酔をしたときの注意事項と、上の前歯のしびれについてお話していきます。
福岡県飯塚市にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科 矯正歯科 小児歯科 審美歯科 インプラント ホワイトニング)歯科医師の今井若奈です。
麻酔が苦手な人は、沢山いますよね。
主に、
・注射が痛い
・しびれた感覚が苦手
この2つが代表的ではないでしょうか?
最近では、表面麻酔という塗り薬を注射の前にしっかりすることで
注射の痛みを軽減する事ができるので痛みが苦手という方は
ぜひかかりつけの歯医者さんで希望されてみてください。
では、2つ目の「しびれ」のお話に入らせていただきます。
歯科麻酔は、歯の根っこをめがけて打ちます。
上の前歯は根っこのすぐ上に鼻があるので、鼻もしびれたように感じてしまいます。
麻酔が効きすぎているわけでも異常でもありません。
人によって個人差はありますが、2〜3時間程しびれた感じは続くので安心してください。
小さい子どもの場合は、麻酔のしびれを痛みと感じることが多く、不安になってしまう子が多いようです。
特に小さい子どもは、麻酔が効いている間は用心しないと、
唇を咬んで、怪我をしてしまう以外にも
鼻をほじってしまって、鼻血を出す事もあります。
治療後は、ご自宅でお父さんお母さんによる
アフターケアをしっかりされてください。
もちろん大人の方でも注意していただきたいのは、
麻酔後の飲食は、麻酔が切れた頃を見計らってお願いします。
もし、切れる前にされる場合は
熱い物はできるだけ避けられてください。
麻酔がきいていると温度がわからず、
やけどをしてしまう恐れがあります。
あとはなるべく患部は触らないように注意してください。
感覚が鈍っているためなんとなく気になり、どうしても手で触ってしまいがちになってしまいます。
特に麻酔が切れ始めるとかゆみや違和感があるので、触りたくなりますが、注意しましょう。
引っかいて傷つけることはもちろん、
患部から雑菌が入るのを守るためにもなるべく触れないようにしていきます。
小さい子どもの場合は特に気をつけてあげましょう。
以上でお話は終わりとなりますが、いかがでしたか?
「無意識に触ってる事多かったな〜」という方は、意外と多いのではないでしょうか?
その他にも麻酔についてのお話は当院の豆知識内に沢山書いてありますので、ぜひ読まれてみてくださいね。