CASE RECORDS

歯の豆知識

Instagram

歯周病とお腹の中にいる赤ちゃんと何か関係はありますか?


  • おとな向け

実は歯周病はお腹の中にいる赤ちゃんに影響を及ぼすことを知っていますか?

福岡県飯塚市鯰田にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科・矯正歯科・小児歯科・一般歯科・審美歯科インプラント・ホワイトニング・インビザライン矯正)の歯科医師の仲宗根美由紀です。

 

・歯周病とは?

歯を支える歯ぐき(歯肉)や骨(歯槽骨)が壊されていく病気です。歯肉の内側はたくさんの歯周組織により歯は支えられています。歯の表面にあるセメント質と歯槽骨との間に歯根膜という線維が存在し歯が骨から抜けないようにしっかりと支えています。むし歯は歯そのものが壊されていく病気ですが、歯周病はこれらの組織が壊され、最後には歯が抜け落ちてしまう病気です。日本人の40歳以上の役8割がこの病気になる危険性を高めることから、生活習慣病の一つとも言われています。

 

・歯周病の原因は?

大部分は、口腔常在菌か外来性菌のプラーク細菌(食べかすや磨き残し)が原因になります。またかかりやすさは人によって異なりますが、その進行速度は歯周病原菌の量と性質、それに対する生体反応によって異なります。その他の原因因子は、歯周疾患の誘発を速めたり、病気の悪化させたりする働きを持つ因子とみなされます。

・プラーク

・歯石

・食片圧入(歯と歯の間に食べ物が挟まること)

・不適合な修復物

・咬合性外傷

・歯ぎしり

・喫煙

・歯並び

などさまざまな原因が挙げられます。

 

では、なぜ歯周病はお腹の中にいる赤ちゃんに影響してしまうのか。。。

妊娠による体の変化はお口の中にも著しく表れることがあります。ホルモンバランスの変化、食生活パターンの変化などが妊婦さんのお口の環境を悪くします。

つわりや間食の増加などによって歯みがきを十分に行えないなどの理由で、お口の中が不潔になりやすいこと、および女性ホルモンの増加などの影響で炎症症状がより強く現れるためと考えられます。また、歯周病の妊婦は、早産や低体重児出産の危険性が高くなります。

では、歯周病を予防するためにはどうしたら良いでしょうか。。。

予防するためには、食事後の歯みがきなどでお口の中を清潔に保ちましょう。つわりなどで歯みがきが難しい場合は、小さめの歯ブラシ(子ども用でも可能)や前かがみ気味で、前に掻き出すように磨いみましょう。また、どうしても歯みがきができない場合は、洗口液を使ったり、体調が良い日は必ず行い、甘いものは控えましょう。

安定期に入ると、歯医者さんで定期健診の受診をし、お口の中を清潔に保つことが大切になります。