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歯の豆知識

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歯ぐきの腫れは放置しないで!


お口のトラブルは
痛みを伴う虫歯だけではない?
歯ぐきの腫れは早めの対処を

こんにちは!福岡県飯塚市鯰田にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科・矯正歯科・審美歯科・小児歯科・口腔外科・インプラント・マイオブレス小児矯正・ホワイトニング・インビザライン矯正)の歯科医師、吉田萌音です。

今回は歯ぐきの腫れについてお話ししていきます!

テレビCMなどでよく「歯周病」というワードを聞いたり、見かけたりしますよね
『歯周病とは』歯肉炎と歯周炎の総称
歯茎が腫れたり、時々出血するといった症状は、歯肉炎や歯周炎の可能性があります。

歯周病には
歯肉炎→軽度歯周炎→中等度歯周炎→重度歯周炎
と進行
し、中等度歯周炎の段階から歯がグラグラしてくるのです。
初期の歯肉炎段階で強い痛みが出ていないからといって、放置するとどんどん症状は進行していきます。

そもそも『歯ぐきの腫れる原因』はなに?

歯ぐきが腫れる原因は様々ですが
一般的には細菌による炎症が多いと言われています。
歯と歯の間や目に見えない歯ぐきの深い所などに歯垢がたまると、腫れや痛みが出やすくなります。

歯垢は放置していると、唾液の成分と反応して歯石になっていきます。
この歯石は固く歯に付着していくため、歯ブラシでは取れません。
また、歯石は細菌の温床となる事があるため、歯石が多い方は歯茎が腫れやすい口内環境であり
歯周病が進行して細菌が歯周ポケットの深い所で繁殖することで、口臭や強い痛みの原因になる事もあるのです😱!

歯科医院では歯周ポケットの深さや歯の動揺度などを検査し、歯周病の進行度に合わせて治療を進めます。
歯垢などが原因で歯茎が腫れている歯肉炎程度であれば歯磨き指導で終わる事もありますが、
歯石がついている場合は歯石除去が必要となります。
さらに歯周病が進行して、ポケットの深いところに歯石がついている重度状態になると外科治療に及ぶことも。
歯ぐきの腫れでそんな処置まで必要になるの?と思われる方も多いと思いますが
歯周病は進行する病気です⚠
だからこそ腫れが気になる場合は、初期症状としてきちんとケアをすることがとても大切。
大掛かりな治療になる前に、早めの治療を心がけましょう🪥✨

歯ぐきが痛い時はどうすればいい?
痛みが続く場合は、なるべく丁寧に歯磨きをする。
抗菌作用や抗炎症作用のあるうがい薬の使用をするのも良いでしょう。
お仕事などでなかなか都合よく歯科医院へ行けない方もおられるかと思いますが
出来るだけ早めに受診されることをおすすめいたします😀

何事も予防が大事!
歯茎の痛みを予防するには大前提として
歯に歯垢・歯石がたまらないようにすることが大切です。
自分の歯に合った歯ブラシで、正しい方法で歯磨きをすること。
歯ブラシは人によって合う・合わないがあります
ブラシの硬さや形状が異なり、歯の生え方や形よってもおすすめが変わります
専門家の意見を聞きながらご自身に合った歯ブラシを探してみてください☺

ハート歯科では子供から大人まで、歯ブラシ指導や口腔ケアのアドバイス、
歯ブラシや歯磨剤などのご案内も患者様に合わせて実施しております!
少しでもみなさまの問題解決のお役に立てればと思います⭐
お痛みなどの症状でお悩みの方はもちろん、今現在症状が何もない方も
今以上に悪くならないよう、定期的なメンテナンスと早めの治療で健康な歯茎と歯を守っていきましょう🎵✨