健やかなお口の成長のためにできること
子どもたちの健やかなお口の成長のために、なにができるでしょうか
今回は、顎の成長に焦点を絞ってお話したいと思います!
こんにちは
福岡県飯塚市鯰田にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科・矯正歯科・審美歯科・小児歯科・口腔外科・インプラント・マイオブレス小児矯正・ホワイトニング・インビザライン矯正)の歯科医師の吉田萌音です。
子どもたちのお口が健やかに成長できるように、私たちは何ができるだろうと常に考えています🌱✨
今回は、ご家庭でも意識していただきたいことについてお話したいと思います😊
まずは、顎(あご)の成長についてです🌱
子どもたちの顎の発育は、健康な歯やお口の機能の獲得のために、非常に重要です🦷✨
顎の発育がうまく進まないと、さまざまな歯の問題やかみ合わせの問題、発音の問題、呼吸の問題などが引き起こされる可能性があります。
では、子どもたちの健やかな顎の成長のために大切なこととは何でしょうか?
それは、よく噛んで食べること🍙、
それから、鼻呼吸を徹底することです👃✨
よく噛んで食べることの一つ目の利点は、よく噛むことで顎の筋肉や骨の発育を促すことができる点です。
お口の中で食べ物をしっかり噛むことで、顎の筋肉が鍛えられ、強くなると同時に、顎の骨もしっかり成長することができます。
また、よく噛むことで唾液の分泌が促進されます。
唾液は細菌を排除したり、お口の中のpHを良い状態に保つことで、歯を守る働きがあります。
そのため、十分に唾液が分泌されることで、お口の中の細菌の増殖や酸性の影響が軽減され、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。
さらに、よく噛むことは消化を助ける役割も果たします。食べ物をしっかりと噛むことで、食物の粒子が細かくなり、胃腸の消化液が働きやすくなります。これによって、栄養素の吸収がより効率的に行われ、栄養の摂取量や吸収率が向上します。
そして、よく噛むことは食べ物の味わいや満足感を高めることもできます。食べ物をじっくり噛むことで、味を存分に感じることができます。また、食べ物をゆっくり噛むことで、満腹感を得るのに必要な時間が取られ、過食を防ぐ助けにもなります。

続いて、鼻呼吸についてです👃✨
鼻呼吸をするということはつまり、お口ポカンを防いで、お口で呼吸をするという状態を避けなければなりません。
鼻づまりがあったりすると、苦しくて口呼吸せざるを得ませんので、すぐに鼻づまり解消に努めましょう💪
口呼吸をしていると、お口の中は乾燥状態となります。そのため唾液の良い作用が働かず、口臭や虫歯、歯周病の進行を促すリスクがあります。
鼻呼吸することで、お口の中の乾燥を防ぐことができるため、唾液が働きを十分に発揮させられるのです✨
また、口呼吸は、顎の発育に悪影響を及ぼします。
特に、子どもの時期に口呼吸を続けると、上顎の成長を妨げ、上顎が狭くなり、歯並びの乱れや将来の上下の顎の成長の問題を引き起こすことになります。
顎が十分に成長できないことで、気道を圧迫してしまうこともあります。
また、鼻呼吸は、睡眠の質を向上させる助けにもなります。鼻は、空気を加湿し、フィルターとして働くため、鼻から体内へ取り込んだ空気の質を改善します。
そのため、風邪をひきにくくなったりするなどの利点もあります。

よく噛んで食べること、
鼻呼吸を徹底すること
簡単なことですが、良いことがたくさんですよね✨
是非、この2点をサポートして、子どもたちを健やかなお口の成長へ一緒に導いていきましょう!