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歯の豆知識

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スマホ顎について


皆さんスマホ顎という言葉はご存知でしょうか?
今回は最近増えているスマホ顎関節症について説明していきます。

こんにちは!福岡県飯塚市鯰田にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科・矯正歯科・審美歯科・小児歯科・口腔外科・インプラント・マイオブレス小児矯正・ホワイトニング・インビザライン矯正)の歯科医師、今井光です。

放置すると日常生活にも支障をきたすという”スマホ顎関節症”が今、急増しています。

★顎関節症とは?

顎関節やあごを動かしている咀嚼筋の痛み、顎関節雑音、開口障害あるいは顎運動異常を主な症候とする障害をとりまとめた病名です。

口を動かすとあごの関節から「音」がする、顎関節や頬やこめかみあたりの筋肉に「痛み」がある、十分に「口が開かない」といった症状があれば、顎関節症と診断されます。

正常な場合(○の部分が顎関節)

間接円板がずれてる場合

関節円板がずれると口を開けるときに前へ移動する下顎頭の邪魔になるので、口が開かなくなったり、音が鳴ったりします。(「ロック」とは顎がひっかかって動かない状態を指し、「鍵がかかった」という意味)

★顎関節症とスマホとの関係性は?

顎関節とスマホの関係性は”スマホを使う時の姿勢”です。スマホを扱う時間が増え、下を向いて長時間画面を見ていることや、スマホに集中するあまり、その体勢は頭蓋骨の重みが下顎に乗っかりやすく、また口が自然にしっかりと閉じてしまう姿勢のため、無意識に食い縛りをしてしまっているのです。この姿勢を長時間することで顎の筋肉は筋疲労を起こし痛みにつながり、また筋肉自体が強くなり、食いしばる力が増すことで歯にも負担がかかりやすくなります。

★スマホ顎関節症のセルフチェック☑︎

①・ペンを1本用意。鏡の前に立ち、ペンを縦に口、鼻に当てる

→口が左右対称に開けば問題なし、口が歪んでいれば異常あり

②・口を開け、指を縦に揃えて入る本数でチェック

→指が3本…正常

指が2本…顎関節症予備軍

指が1本…他の重い病気の可能性もあり 歯科医院を受診

★顎関節症の予防法

顎の周囲を取り巻く筋肉の過緊張状態は、その筋肉をほぐすためのストレッチやマッサージが有効です。筋肉の血行が改善し、コリがほぐれます。

スマホを長時間使用されている方はぜひ、以下の①~③を順番に、セットで行ってみて下さい。

① 咬筋という、左右の顎のつけ根にある筋肉(エラの角から2~3センチ斜め前方)を、人差し指などを使ってクルクルと円を描くように8秒間マッサージします。筋肉の位置が分かりにくければ、軽く噛みしめたときに顎のつけ根の部分で筋肉がふくらむような動きをするところを目安にして下さい。

② 次は、側頭筋という左右のこめかみ付近にある筋肉を、先ほどと同じように円を描くように8秒間マッサージします。

③ 最後に口を大きく5秒間開けたら、いったん閉じます。これを3回繰り返します。

これら①~③を1セットとして、毎日朝晩の1日2セット行うことがおすすめです。マッサージは優しく、心地いいと感じる強さで行いましょう。

顎関節症は、発症から早めに治療を開始できると軽い治療で済むことが多いです。
少しでも気になる方は、ご相談ください★