CASE RECORDS

歯の豆知識

Instagram

口呼吸が引き起こす機能障害


無意識のうちに口が開いていませんか?

口呼吸はさまざまな病気を引き起こします。
ご自身の呼吸意識してみませんか?

こんにちは!福岡県飯塚市鯰田にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科、小児歯科、審美歯科、矯正歯科、ホワイトニング、インプラント、インビザライン矯正)の歯科医師、今井光です。

 

今回は「口呼吸が引き起こす機能障害」のお話をしていきます。

 

これまでほとんどの方は「呼吸の仕方なんか気にした事がない」という方ばかりだと思います。しかし、「口呼吸」による身体への影響は決して小さくありません。口内環境はもちろん、体全体の健康と美を損なうことがあります。 

★口呼吸の危険サイン

□無意識のうちに口が半開きになっている
□口内炎ができやすい
□歯並びが悪い
□クチャクチャと音を立てて食べる
□唇がカサカサに乾燥する
□朝起きた時、のどが痛い
□唇を閉じると、顎の先にシワができて「梅干し」ができる
□片方の歯で噛む癖がある
□早食い
□いびきをかく

もし当てはまるものがあれば要注意です!

 

呼吸は本来、鼻で行うものであり口は呼吸器官ではありません。しかし、日本人の7割(子供では8割)が口呼吸をしているといわれています。

1日24時間常に行う呼吸。知らずに続けている「口呼吸」は、菌やウィルスが体内に入り、
免疫力の低下や感染症のリスクが高くなり、また歯並びにも悪影響を与えます。

  • 虫歯、歯周病、口臭の原因になる
  • 歯並びが悪くなる
  • 風邪、インフルエンザになりやすい
  • アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、気管支喘息
  • うつ状態になる、やる気が起きない
  • たるみやシワの原因
  • ドライマウス

★鼻呼吸のメリット

  • 口を閉じるので、口の渇きやのどの乾燥を防ぐ
  • 唾液の分泌が多くなるので、口の中の殺菌効果が高まる
  • いびきの軽減・予防に
  • 筋肉にたくさんの酸素が届けられるので疲労物質の乳酸が減少し、デトックス効果が高まる
  • 基礎代謝が上がり、痩せやすい体になる。

鼻呼吸は、吸った空気を浄化する機能が備わっており、空気中の小さなごみや化学物質、細菌やウィルスを取り除いてくれます。
また、冷たい乾いた空気が通った時には加湿し、温める機能まであるのです。

口呼吸にはこうした役割はないため、直接空気中のゴミも細菌も体内に入れてしまうのです。

そう考えると怖いですよね!

さらに、口呼吸はお子様の歯並びに影響することもあります。

あごや歯並びは、そもそも舌が適切な位置にあって、唇や頬からの圧力がかかることで望ましい形に発達していきますが、口呼吸だと舌の位置が下がりやすいので上顎がきちんと発達しにくくなってしまいます。

このように、口呼吸による影響はさまざまです。思いあたる節がある方は是非、普段から鼻呼吸を意識するようにしてくださいね!

歯並びやお口のことでお困りな事があれば是非、お気軽にハート歯科クリニックいまいまでご相談ください♪