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歯の豆知識

「ひみこのはがいーぜ」で人生を変える


毎日繰り返し行う「噛む」を意識するだけで、健康や美容など人生を変えるチャンスを掴むことができます。

こんにちは!福岡県飯塚市にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科、小児歯科、審美歯科、矯正歯科、インプラント、ホワイトニング、インビザライン矯正、マイオブレス小児矯正)の歯科医師、仲宗根美由紀です。

 

皆さんは、

ひみこのはがいーぜ

という言葉を聞いた事はありますか?

 

これは、噛むことの効用を示す食育ワードなのです。

卑弥呼の食事は噛む回数が現代人の6倍だった!

「おそらくよい歯や 歯茎をしていただろう」

という推定からこの言葉が生まれました。

 

現代人の私達も、

よく噛んで食べることに意識を向ける事が大切ですね。

 

 

では、この食育ワードの意味を解説していきます。

 

ひ:肥満予防

これはよく知られていますが、よく噛むことによって脳にある満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを防いでくれます。よく噛んでゆっくりと食べることで、肥満や糖尿病などの予防にもつながります。

 

み:味覚の発達

よく噛んで味わって食べると、味細胞が刺激され、食べ物の素材の味がよくわかるようになります。減塩につな がるのも良いポイントです。

 

こ:言葉の発音がはっきり

成長期によく噛んで食べるとお口周りの筋肉が鍛えられ、顎の発達が良くなり、歯並びが良くなる効果も期待できると考えられています。歯並びが良いか悪いかで滑舌にも大きな影響が出てきます。大人の方でも、よく噛むことにより筋肉が鍛えられ、表情がより豊かになり、発音が良くなる効果が期待できます。

 

の:脳の発達

噛む刺激は、すぐ近くにある脳に伝わりやすいです。脳細胞を刺激し、脳の血流もよくすることにより、脳を活性化します。子どもの場合は学力の向上、高齢者の場合には認知症予防効果を期待できると言われています。

 

は:歯の病気予防

よく噛むことで、唾液腺が刺激され、唾液がたくさん出ます。唾液は細菌と戦う抗菌作用、歯を修復する再石灰化作用などの働きを持っています。このような働きにより、虫歯や歯周病から歯を守ってくれてます。

 

が:がん予防

唾液には様々な酵素が含まれており、中には発がん作用を消してくれる働きも持っています。よく噛むことにより、唾液がたくさん出るので、このような働きが多く行われるようになります。

 

いー:胃腸の働きを促進

よく噛むと、唾液がたくさん出て、唾液に含まれる酵素により消化が行われ、胃腸の消化も助けてくれます。

ぜ:全身の体力増進と全力投球

力を出す時、歯を食いしばって最大限の力が発揮されています。しっかりと噛み合わせができないと、バランスも悪くなり、転倒しやすくなります。噛み合わせは運動能力に大きく関わっています。

 

 

よく噛むことは、歯の健康や体の機能など、

体全体の改善につながってきます。

他の誰でもない、ご自身の健康のためにもいつもの「噛む回数」を増やすよう工夫していきましょう!

 

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