朝の歯磨きは「朝食前?それとも後?」
意外と知らない朝の歯磨き習慣について紹介していきます!みなさんは朝起きてどのタイミングで歯磨きをしていますか?
こんにちは!福岡県飯塚市鯰田にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科・矯正歯科・審美歯科・小児歯科・口腔外科・インプラント・マイオブレス小児矯正・ホワイトニング・インビザライン矯正)の歯科医師、重信 圭佑です。
朝の歯磨きは「朝食前?それとも後?」
「朝ごはんを食べる前に磨くべき?それとも食べた後?」
患者さんからもよく聞かれる質問のひとつです。
実はどちらにもメリットがあります。
今回は、朝の歯磨きのベストなタイミングについてご紹介します。
目次
- 朝起きたときの口の中はどうなっている?
- 朝食前に歯磨きをするメリット
- 朝食後に歯磨きをするメリット
- 歯科的におすすめのタイミング
- 朝の歯磨きを効果的にするポイント
- よくある質問
- まとめ
1 朝起きたときの口の中はどうなっている?

朝起きたとき、口の中がネバネバしたり
口臭が気になることはありませんか?
これは、寝ている間に細菌が増えているためです。
睡眠中は唾液の分泌量が減ります。
唾液には
・細菌の増殖を抑える
・口の中を洗い流す
という働きがあります。
しかし寝ている間はこの働きが弱くなるため、
朝起きた直後の口の中は細菌が多い状態になります。
そのため、朝の歯磨きは
口腔内を清潔にするためにとても重要です。
2 朝食前に歯磨きをするメリット

朝食前に歯磨きをするメリットは
口の中の細菌を減らしてから食事ができることです。
寝ている間に増えた細菌が多い状態で食事をすると、
それらの細菌も一緒に飲み込むことになります。
もちろん胃酸で多くは処理されますが、
気になる方もいるかもしれません。
また、歯磨きによって口の中がすっきりするため、
口臭予防にもつながります。
さらに、フッ素入り歯磨き粉を使用すると
歯の表面をコーティングして酸から歯を守る効果も期待できます。
3 朝食後に歯磨きをするメリット
朝食後の歯磨きのメリットは
食べかすや歯垢を取り除けることです。
食事をすると
・パン
・ご飯
・甘い飲み物
などの食べ物が歯に付着します。
これを放置すると細菌が増え、
虫歯や歯周病の原因になります。
そのため、食後の歯磨きは虫歯予防にとても重要です。
ただし
・柑橘類
・炭酸飲料
など酸性の強い食品を食べた場合は
歯の表面が一時的に柔らかくなることがあります。

その場合は
30分ほど時間をあけてから歯磨きをすると安心です。
4 歯科的におすすめのタイミング
結論として、理想的なのは
①起きてすぐケア
②朝食後に歯磨き
の2回です。
起床後にうがいや軽い歯磨きをして細菌を減らし、
朝食後に食べかすを取り除きます。
ただし忙しい朝に
2回歯磨きするのは難しい場合もあります。
その場合は
朝食後の歯磨きを優先する
ことがおすすめです。
5 朝の歯磨きを効果的にするポイント
朝の歯磨きは、次のポイントを意識するとより効果的です。
・歯と歯ぐきの境目を意識して磨く
・1本ずつ小刻みに動かす
・2〜3分程度かけて磨く
・フッ素入り歯磨き粉を使う
・フロスや歯間ブラシも使う
歯ブラシだけでは
歯と歯の間の汚れは約6割しか取れないと言われています。
そのため、フロスなどの補助清掃器具も
併用することが大切です。

よくある質問
Q 朝はうがいだけでもいいですか?
うがいだけでも細菌の一部は減りますが、
歯垢は歯ブラシでこすらないと落ちません。
できるだけ歯磨きをすることをおすすめします。
Q 朝食後すぐ磨いてもいいですか?
基本的には問題ありません。
ただし酸性の強い食べ物を食べた場合は
30分ほど時間をあけると安心です。
Q マウスウォッシュだけでも効果ありますか?
マウスウォッシュは補助的なケアです。
歯垢は歯ブラシで落とす必要があります。
まとめ
朝起きた直後の口の中は
細菌が増えている状態です。
そのため
・起きてすぐ口をすすぐ
・できれば歯磨きをする
ことがおすすめです。
さらに、朝食後に歯磨きをすることで
食べかすや歯垢を取り除くことができます。
理想は
起きてすぐ + 朝食後
のケアです。
毎日の習慣が
虫歯や歯周病の予防につながります。
健康な歯を守るために、
朝の歯磨きを大切にしましょう。