若手歯科医師・研修医向け院内セミナー「栄光塾」 開催(2026年2月1日)
今回は
「根管治療における診査・診断の重要性」をテーマに、
勤務医3名、九州歯科大学臨床研修医2名が参加し、
歯内療法の基礎を改めて深く学ぶ勉強会となりました。
セミナーの主な内容
根管治療の成功率を左右する「診査・診断」をテーマに、、
勤務医の今村先生が講義および実習を担当しました。
日常臨床で見落とされやすいポイントや判断基準について、
スライドと実習を交えながら講義が行われました。
今回扱ったのは、以下の3つのテーマです。
1.デンタルエックス線写真の適切な撮影と読影
診断の基盤となるデンタルX線写真について、
理想的な規格写真の条件や、正常像・異常像の見分け方を整理。
二次元画像であるデンタルX線の限界を理解したうえで、
どのように三次元的なイメージを予測するかについて確認しました。

2.根管拡大の基本理念
感染根管と非感染根管の違いを踏まえ、
アピカルストップの設定位置や拡大・清掃の考え方を解説。
「1歯単位ではなく、1根管単位で診断する」という考え方を共有し、
治療結果を安定させるための基本理念を再確認しました。

3.アクセスキャビティ(髄腔開拡)の重要性
根管の見逃しを防ぎ、繊細な手指感覚を得るために不可欠な
アクセスキャビティ形成の考え方について解説。
不適切なアクセスによって起こりうる問題点を整理し、
効率的で安全な根管治療につなげる視点を学びました。

抜去歯を用いた根管治療の実習
講義後は、抜去歯を用いた根管治療の実習を実施。
- レントゲン撮影による根管形態の確認
- マイクロスコープを用いた根管内の観察
- アクセスキャビティ形成
- 根管拡大・清掃のトレーニング
実習では、診断→治療操作→確認という流れで、
実際の臨床に近い形でトレーニングを行いました。


診断を重視する根管治療
今回の栄光塾では、
「診断なくして治療なし」という歯内療法の基本的な考え方を、
講義と実習の両面から確認しました。
レントゲン所見、臨床症状、根管内の状態を総合的に判断する力は、
経験を積み重ねながら養っていく必要があります。
その土台を作る場として、非常に有意義な時間となりました。
栄光塾を通して
栄光塾では、
基礎を大切にし、確かな手技を身につけることを大切にしています。
診査・診断を丁寧に行い、適切な治療を行う技術を養うことが、
患者さまにとっての安心につながると考えています。
今後も栄光塾の開催内容を、こちらのページで随時ご紹介していきます。