意外と知らない?インビザ成功の豆知識
失敗しないための8つのポイントのお話です。
こんにちは!福岡県飯塚市鯰田にあるハート歯科クリニックいまい(予防歯科・矯正歯科・審美歯科・小児歯科・口腔外科・インプラント・マイオブレス小児矯正・ホワイトニング・インビザライン矯正)の歯科医師、柴田拓也です。
透明で目立ちにくいマウスピース矯正「インビザライン」。
見た目の良さや取り外しができる手軽さから、近年とても人気のある矯正方法です。
しかし、
「楽そう」
「つけるだけで治る」
と思って始めてしまうと、
思うように歯が動かなかったり、
治療期間が延びてしまうこともあります。
今回は、インビザライン治療を成功させるために知っておきたい豆知識を分かりやすくご紹介します。

1.装着時間は“ほぼ一日中”が基本
インビザラインは、1日20〜22時間の装着が理想とされています。
外してよいのは「食事」と「歯みがき」の時だけ。
「今日は半日つけてたから大丈夫」という積み重ねが、歯の動きを遅らせる原因になります。
装着時間が足りないと、次のアライナーが合わなくなることもあるため注意が必要です。
2.1枚で動く距離はほんのわずか
実は、アライナー1枚で歯が動く距離は約0.25mm程度。
少しずつ動かすことで、歯や歯ぐきへの負担を抑えています。
そのため、ワイヤー矯正に比べて痛みが少ないと感じる方が多いのが特徴です。
「思ったより変化がない」と感じても、歯は確実に動いています。
3.交換直後の圧迫感は正常
新しいアライナーに交換した直後、締めつけ感や軽い痛みを感じることがあります。
これは歯が動き始めているサイン。
通常は1〜2日で落ち着くことがほとんどです。
強い痛みや違和感が続く場合は、無理せず歯科医院へ相談しましょう。
4.装着中の飲み物は「水」だけ
アライナーをつけたままコーヒーやお茶を飲むと、着色や変形の原因になります。
糖分のある飲み物は、虫歯リスクも高めてしまいます。
飲食の際は基本的に外し、外出先では「水」が安心です。
5.チューイーはサボらない
チューイーは、アライナーを歯にしっかり密着させるための大切なアイテムです。
特に装着した直後に使うことで、浮きを防ぎ、計画通りに歯を動かすことができます。
使わない期間が続くと、アライナーが合わなくなり、追加の調整が必要になることもあります。
6.歯みがきせずに戻すのはNG
食後に歯をみがかずアライナーを装着すると、汚れを密閉してしまう状態になります。
その結果、虫歯や歯周病のリスクが高まるため注意が必要です。
外出時でも、最低限うがいをしてから装着するようにしましょう。
7.なくしやすいのは実は「外した時」
インビザラインは、ティッシュに包んで置いたまま捨ててしまうケースがとても多いです。
外したら必ず専用ケースへ入れる習慣をつけることが大切です。
8.治療後のリテーナーが最重要
「矯正が終わった=安心」ではありません。
歯は元の位置に戻ろうとする性質があるため、**保定(リテーナー)**を正しく使わないと後戻りが起こります。
実は、インビザライン治療で一番大切なのは“終わった後”とも言えるのです。

インビザラインは、正しく使えばとても優れた矯正方法です。
しかし、患者さん自身の協力が治療結果を大きく左右します。
「なぜ必要なのか」を理解し、毎日の習慣として取り入れることが、きれいな歯並びへの近道です。
不安なことや分からないことがあれば、遠慮せず歯科医院に相談しましょう。